施術ガイド

オンダリフトの効果

インモード・サーマクール・オリジオの違いと韓国の値段

執筆 BeautyCoordi 編集部監修 パク・フォンハム院長DR.BAQUO約6分

オンダリフトの効果:仕組みを表した3Dイラスト

韓国の皮膚科で「切らないリフトアップ」として定番なのが、インモード・サーマジ(サーマクール)・オリジオの高周波(RF)と、オンダのマイクロ波です。どれも広い面を熱で温めて肌を引き締める機器ですが、エネルギーの種類と、主に温める層が違います。

ひと目でわかるポイント

  • インモード: 費用を抑えてこまめにケアしたい方
  • サーマジ・オリジオ: 薄くなった肌の小じわ・ハリ・肌質
  • オンダ: 頬や顎まわりの脂肪と、ぼやけた輪郭
  • 標準量(顔全体): サーマジ 600ショット、オンダ 60〜80kJ
  • 回数: 最初は約1か月おきに3回
  • ダウンタイム: 赤み・ほてりは数時間〜1日、当日から観光OK

4つの機器の違い

インモードサーマジオリジオオンダ
メーカーInMode(イスラエル)Solta Medical(米国)Wontech(韓国)DEKA(イタリア)
エネルギー双極高周波単極高周波単極高周波マイクロ波(2.45GHz)
主に温める層真皮真皮とその下真皮とその下皮下脂肪層+真皮
向いている悩みハリ・肌質、こまめなケアハリ・小じわ・肌質ハリ・小じわ・肌質輪郭(頬・フェイスライン)とハリ
費用低め高めサーマジより低め中くらい

オリジオはサーマジと同じ単極高周波に分類される韓国製の機器で、現在は後継機のオリジオXが使われています。サーマジとオリジオ、サーマジとインモードのように同じ高周波どうしを重ねることは少なく、組み合わせるならハイフのような別系統の機器と合わせるのが一般的です。

サーマジ(サーマクール)の仕組み

サーマジは1回照射するたびにチップがまず表面を冷やし、その下の真皮を高周波の熱で広く温めます。

頬や顎まわりに脂肪がある顔(施術前)→ ハンドピースが肌の表面を冷やしながら、マイクロ波がその下の脂肪層を温めます(施術)→ 直後は少し赤く引き締まって見えます(直後)→ 数か月かけて脂肪層が薄くなり、頬と顎の輪郭が整います(数か月後)。やせた顔はこけて見えることがあるため、サーマジを先にすすめることもあります。

1回照射するたびにチップがまず表面を冷やし、高周波の熱がその下の真皮を広く温めます。オンダが脂肪層を温めるのと違い、熱は真皮に集まります。仕組みを表したイラストです。

  1. 直後: 熱でコラーゲン線維が縮み、引き締まった感じが出ます。
  2. 数か月かけて: 線維芽細胞が新しいコラーゲンをつくり、真皮が密になります。
数か月後 — 頬と顎まわりの脂肪が数か月後に整った変化を顔の3Dモデルで表しました。仕組みを表したイラストです。施術前施術前数か月後
↔ 左右にスライドして比較頬と顎まわりの脂肪が数か月後に整った変化を顔の3Dモデルで表しました。仕組みを表したイラストです。
数か月後 — 温めた中央部分の真皮コラーゲンが密で硬くなる変化を表しました。組織研究(Zelickson 2004)で、施術直後にコラーゲン線維が収縮し、その後新しいコラーゲンの生成が増えたことが確認されています。両側は比較のためそのままにしています。仕組みを表したイラストです。施術前施術前数か月後
↔ 左右にスライドして比較温めた中央部分の真皮コラーゲンが密で硬くなる変化を表しました。組織研究(Zelickson 2004)で、施術直後にコラーゲン線維が収縮し、その後新しいコラーゲンの生成が増えたことが確認されています。両側は比較のためそのままにしています。仕組みを表したイラストです。

単極高周波は2002年に米国FDAで目元のしわの適応として初めて認可されました。韓国の大学病院の研究(40〜60歳の女性66人、3回)では、目元のしわの面積が平均約15%減り、一時的な赤みと腫れ以外の副作用はありませんでした。

オンダリフトの仕組み

オンダは電子レンジが食べ物の中の水分を温めるように、マイクロ波で組織を内側から温めます。ハンドピースの表面は常に冷やして肌の表面を守ります。

ハンドピースの表面が肌を冷やし続けるあいだ、マイクロ波は真皮を通ってその下の皮下脂肪層を温めます。真皮よりも脂肪層に熱が集まるのがオンダの特徴です。仕組みを表したイラストです。

数か月後 — 施術した中央部分だけ皮下脂肪層が薄くなり、脂肪のかたまりが小さくなって輪郭が整う変化を表しました。両側は比較のためそのままにしています。仕組みを表したイラストです。施術前施術前数か月後
↔ 左右にスライドして比較施術した中央部分だけ皮下脂肪層が薄くなり、脂肪のかたまりが小さくなって輪郭が整う変化を表しました。両側は比較のためそのままにしています。仕組みを表したイラストです。

顔では頬のお肉・フェイスライン・二重あごなど、脂肪で輪郭がぼやけた部分に最もよく使われます。同じ仕組みでお腹や二の腕などボディにも使われます。

オンダで頬はこけない?

マイクロ波の熱は脂肪層や筋膜まで届くため、もともと皮膚が薄く脂肪も少ない顔はこけて見えることがあります。やせていて皮膚がたるんでいるなら、サーマジのような単極高周波を先に考えるのが一般的です。

何ショット必要?

機器量の数え方顔全体の目安
サーマジショット数600ショット(300・900ショットもあり)
オンダエネルギー総量60〜80kJ
インモード部位・時間「顔全体1回」
オリジオショット数部位・量はカウンセリングで決定

総量よりも結果を左右するのは、どの部位にどれだけ分けて使うかです。目元は別メニュー(アイサーマジなど)として少ないショット数で行います。

自分の顔にはどの機器が合うか、予約前に気軽にご相談ください。

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効果はいつから、どれくらい続く?

  • 直後: 熱による収縮で引き締まった感じ
  • 数週間〜数か月: 脂肪層の変化とコラーゲンの再生が続く時期
  • その後: 老化は続くので少しずつ戻る。年齢・皮膚の厚さ・脂肪量で差が大きい

最初は3〜4週間(約1か月)おきに2〜3回続けて受け、その後は肌の状態を見ながらメンテナンスするのが一般的です。

痛みと麻酔

反応よくある期間
赤み・ほてり数時間〜1日
軽い腫れ・重だるさ数日
押すと痛い感じ1〜2週間

まれにやけど、水ぶくれ、硬いしこり、脂肪の萎縮が起こることがあります。症状が長引くときは施術したクリニックにすぐ伝えてください。

事前に伝えてください。 ペースメーカーなどの電子機器や金属のインプラントがある、施術部位にヒアルロン酸や糸が入っている、妊娠中、皮膚疾患や傷がある場合は、施術の可否や方法が変わることがあります。

ハイフ(ウルセラ・シュリンク)との違いと同日施術

高周波・マイクロ波(熱リフト)ハイフ(超音波リフト)
熱の与え方広い面を均一に温める一点に集めて熱凝固点をつくる
主に狙う層真皮・脂肪層深い真皮・筋膜(SMAS)
向いている悩み肌のハリ、頬・フェイスラインの輪郭たるんだフェイスライン・頬の引き上げ

ハイフについては韓国ハイフのガイドで詳しくまとめています。

渡韓で受けるときのポイント

  • 1回の渡韓で1回が基本: 最初の療程は約1か月おきなので、多くの方は1回の旅行で1回受けます。
  • 当日から観光OK: 赤みやほてりはたいてい数時間で落ち着きます。
  • ハイフや注射と一緒に: ハイフ → 高周波・オンダ → リジュランなどの注射の順が一般的です。

韓国での値段の比べ方

同じ「サーマジ600ショット」でもクリニックによって値段が違うのは、条件が違うからです。比べるときは次の条件をそろえてください。

  1. ショット数・kJと部位ごとの配分
  2. 正規品のチップを使うか(サーマジはチップごとにショット数が決まっている)
  3. 顔全体か一部か
  4. 誰が施術するか(医師が直接行うか)
  5. イベント価格なら初回限定などの条件

日本語サポート付きの最新パッケージ料金はDR.BAQUOのパッケージページで確認できます。

よくある質問

日本のサーマクールと韓国のサーマジは同じもの?

同じ Solta Medical 社の機器(サーマクール/Thermage)で、韓国ではサーマジと呼ばれています。現行機はサーマジFLXです。

1回だけでも効果はある?

直後にも引き締まった感じはありますが、脂肪層の変化とコラーゲンの再生は数週間〜数か月かけて続きます。回数は肌の状態と目標に合わせて相談するのがおすすめです。

20代でも受ける意味はある?

たるみがほとんどない肌なら変化は小さいかもしれません。輪郭が悩みなら、まず脂肪量を確認してから決めるのがおすすめです。

参考資料

  1. Sukal SA, Geronemus RG. Thermage — the nonablative radiofrequency for rejuvenation. Clin Dermatol, 2008
  2. Han SH et al. Usefulness of Monopolar Thermal Radiofrequency Treatment for Periorbital Wrinkles. Ann Dermatol, 2018
  3. Weiss RA et al. Monopolar radiofrequency facial tightening — a retrospective analysis of efficacy and safety in over 600 treatments. J Drugs Dermatol, 2006
  4. Hoffmann K et al. Microwave-Energy-Based Device for the Treatment of Cellulite and Localized Adiposity — Recommendations of the "Onda Coolwaves" International Advisory Board. Bioengineering (Basel), 2024